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2022-05-13 13:15:00

「美の基準とは何か?」

 

いつの時代も「美しくありたい」

という女性の願いはきっと同じ。

古代クレオパトラは、泥を顔に塗りヨーロッパでは、コルセットできつく縛り上げた腰が細ければ

細いほど美しいとされていました。

 

 

日本で言えばお歯黒も現代とは

異なった美意識。

古くは古墳時代からあったとされ、お歯黒の習慣が定着したのは何百年もの間に漆黒が美しい色とみなされていたことが大きな理由と言われています。

現代人は白い歯が美しいとされていますので全く逆ですよね。

 

お歯黒の染料は、かねみずと呼ばれる酢に鉄を溶かした液体で、これを歯に塗った後にさらに野菜やチャから抽出したタンニンを上塗りすることで完成します。

 

 

江戸時代には既婚の女性は、

お歯黒をするという習慣になり

子供を産んだ後には眉毛も剃って

しまうというのが一般的でした。

一家を支える立場になったという

ステータスを表す為に行われて

いました。

眉毛を剃った後におでこのあたりに丸い眉毛を書くことで目と眉毛の間が離れていればいるほど美人であるという当時の価値観があったと言われています。

公家や武士階級から広まったという事もあり、庶民が憧れて真似ていったそうです。

今では考えられない美意識ですね 。